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物理学の誕生

山本義隆「物理学の誕生 山本義隆自選論集1」読了 著者がこれまでに書いてきた,科学史に関する小論を集めたもの.内容的には重複も多く,雑多な印象を受ける.同じことが何度も書いてあるので頭に残りやすいと言えばそう言えなくもな […]

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ザリガニの鳴くところ

ディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」読了 1969年秋,湿地の櫓下で地元で有名な若者が死体で発見される.この時系列と,1950年頃から湿地に住み着いている,両親と兄弟から捨てられて一人で生活している少女カイアの […]

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国家はなぜ衰退するのか

D.アセモグル&J.A.ロビンソン「国家はなぜ衰退するのか」読了 タイトル通り,国家が繁栄するための条件についての本.著者らは持続的な成長の条件として,包括的政治制度と包括的経済制度を挙げ,それと対比して収奪的政 […]

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四畳半タイムマシンブルース

森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」読了 正月早々阿呆な本を読んでしまった.四畳半神話大系の続編(というか並行世界編?)である.よくよく考えると前作の四畳半神話大系はパラレルワールド系のSFだったわけで,今作もSFだ […]

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百年の孤独

G.ガルシア=マルケス「百年の孤独」再読了 最近文庫本化されて話題の本を10年ぶりに読み返してみた.記憶があいまいで,半分くらいまでの内容は割とはっきり覚えているのであるが,そのあとのところは覚えていない.途中で投げ出し […]

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プロジェクト・ヘイル・メアリー

A.ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」読了 見たことのない部屋で記憶を失った状態で目覚めた語り手が,自分が他星系を航行中の宇宙船の中で人工冬眠状態であること,他のクルーは人工冬眠中に死亡していて,宇宙船内には自分 […]

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チャイコフスキー

伊藤恵子「チャイコフスキー」読了 来年の演奏会でチャイコフスキーを演奏するため,ちょっとお勉強でもしようかと読んでみた.伝記なんてどれでも大して変わらんやろ,と思っていたが,これまで読んだ中でも超弩級の本かもしれない. […]

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学力喪失

今井むつみ「学力喪失」読了 認知心理学者による,学力不振の子供達の分析と取り組みが紹介されている.このタイトルは明らかに内容とは関係なく(喪失,というのはもともとあったものがなくなることだ.子供達の学力が元々あったことな […]

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同志少女よ,敵を撃て

逢坂冬馬「同志少女よ,敵を撃て」読了 第二次世界大戦における独ソ戦を舞台に,ソヴィエト赤軍の女性狙撃手部隊を描いたお話.タイトルをどこかで聞いたことがあって,盛岡駅の本屋でsなんとなく買った本である.表紙の絵から,ファン […]

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ファスト&スロー

D.カーネマン「ファスト&スロー」読了 プリンストンの認知心理学者による,人間の意思決定プロセスについての解説書.以前にも似たような本を読んだことがあるような気がするけど,最近はこういうのが流行ってるんだろうか. […]

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