読書

読書
21世紀の啓蒙新着!!

S.ピンカー「21世紀の啓蒙(上下)」読了 上巻はデータを虚心坦懐に眺めると,我々の時代は昔よりもずいぶん良い時代なんですよ,ということをさまざまな分野について述べている.「ファクトフルネス」なんかにも同じようなことが書 […]

続きを読む
読書
さよなら妖精新着!!

米澤穂信「さよなら妖精」読了 ちょっと前からプルースト「失われた時を求めて」を読み始めたのであるが,全然話が進まない上に内容がくだらなすぎてつらいとわかった.それで,プルーストをメインにして,その合間に他の本というスケジ […]

続きを読む
未分類
ドーパミン中毒

A.レンブケ「ドーパミン中毒」読了 依存症専門の精神科医である著者が,様々な症例を示しつつ依存症の原因物質の一つであるドーパミンや対処法について解説する,という本. 最初の方は症例ばかりで,ポルノやアルコールや大麻といっ […]

続きを読む
読書
イリアム・オリュンポス

ダン・シモンズ「イリアム」「オリュンポス 上・下」読了 ギリシャ神話をネタにした,壮大な宇宙SF.計三冊,総ページ数1700ページ以上,各ページ2段組という,ものすごく塊感のある読書体験であった.まず,どの時代のどの場所 […]

続きを読む
読書
Breakfast at Tiffany's

Truman Capote"Breakfast at Tiffany's"読了 名前だけは聞いたことのある有名な作品.映画にもなってるはずだけど見たことない.でも,オードリーヘップバーンは好き. 作家の卵である語り手が, […]

続きを読む
読書
異常

エルヴェ・ル・テリエ「異常」読了 冒頭でパリの殺し屋の話があって,これはオシャレ系犯罪小説かと思ったら,その後は殺し屋とは全然関係ない登場人物が次々と現れて「なんじゃこりゃ」となる.3人目が現れるあたりで誰が誰だかわから […]

続きを読む
読書
京大的アホがなぜ必要か

酒井敏「京大的アホがなぜ必要か」読了 京大の総合人間(旧教養部)で長く教えてきた教授による,大学危機論(というか日本社会危機論).前半ではカオスとかスケールフリーの話をして,それを現代日本の大学や日本社会の状況に当てはめ […]

続きを読む
読書
月は無慈悲な夜の女王

R.ハインライン「月は無慈悲な夜の女王」読了 タイトルだけ見ると,SF小説というよりはSM小説なのではないかと思ってしまうが,この作品はオールタイムベストと言ってもいいくらいの傑作SFであるらしい.別に女王様は出てこない […]

続きを読む
読書
タタール人の砂漠

ブッツァーティ「タタール人の砂漠」読了 士官学校を卒業した若者が,辺境の砦に配属された.その砦は国境の砂漠に面している.砂漠にはタタール人がいるという伝説があり,砦の兵士たちはそれに備えてそこにいることになっている.実際 […]

続きを読む
読書
本と鍵の季節・栞と嘘の季節

米澤穂信「本と鍵の季節」「栞と嘘の季節」読了 図書委員の男子高校生が,学校で起きる謎を解いてゆく,というお話.男子高校生(中学生も)は基本的に阿呆であると考えている塾長からすると,こんな捻くれた高校生が存在するのかと不思 […]

続きを読む