スマホカバー/勤勉塾長
タブレットにカバーやケースをつけるともっさりした感じになって嫌いなので,スマホの方も液晶にガラスフィルムを貼るだけにしていたのであるが,生徒さんにその話をしたら「落としたら割れる」と言われて,やっぱケースつけた方がいいかなあと思い直し,薄手のケースを付けてみた.
んが,千円くらいの最安値に近いやつを買ったからか,なんかケースの端のところが浮いてるねん.つくりが甘いのな.あと,散歩の時ポケットに入れっぱなしにすると,画面とケースの隙間に,ポケット内の埃が付着してなかなか醜い.なんでポケットにそんなに埃が詰まっているのかという疑問はさておき,少なくとも外出するときは手帳型ケースに入れてポケットに突っ込んでおいた方が良さそうだ.なんだか色々と面倒だ.
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今年の京大物理の解説動画を一通りアップロードし終えた.週末なのになかなか勤勉ではないか.来週は今年の東工大物理の解説動画をアップロードする予定.この二つの大学に関しては,直近5年分を冬になるまでにアップロードする予定.話は簡単で,この2校を受験予定の生徒さんがいるから.直近の過去問は,本番直前にやって貰えばいいと考えていて,うちのテキストには入れていない.ということは,うちの授業で直近5年分を全て扱うことは時間的に不可能なのだ.だから,自宅で自分で解いた後に,1.5倍速くらいで試聴して確認してもらえればええかなあと考えている.
ちなみに,エネルギー保存則などの基礎解説動画は一歩一歩比較的丁寧に解説しているが(それでも大部分の公立高校の生徒さんには難しいだろうと予想している),過去問の解説は結構スピーディにやっている.この程度のあっさりした解説でわからないという場合は,まだ実力が足らず,過去問に取り組む準備ができていないと考えていい.
2022年度の京大物理は,細々したところに工夫はあるが(第一問の(3) 定性問題とか,第二問(5)の回路における重ね合わせ),大枠で眺めてみると第三問のゴム紐による熱力学以外は目新しい題材ではなかった.そのゴム紐熱力学も,理想気体によるつまらないサイクルの設問があるために,熱効率を求めるようなもう少し楽しい設問を加えることができず,中途半端な感じになっている.京大物理の特徴は,大学入試物理がワンパターンすぎてうんざりしている塾長のような暇人にとって良い娯楽になることなのであるが,今年のはちょっとその目的には適わなかったと言える.受験生目線で考えると,計算量が鬼畜ということでもないので,まあそんなにこまることはなかったであろうということになるかな.ただ,問題文は長すぎる.もう少しなんとかならんか