笑わない数学者

森博嗣「笑わない数学者」読了

年末年始に大人買いで全10冊そろえたSMシリーズの第3作。

今回は創平くんと萌絵ちゃんが、プラネタリウム付き大邸宅での殺人事件に出くわすというお話。十二年前に、その大邸宅の所有者が、敷地内にあるバカでかいブロンズ像を消す、というmagicを披露したところから話が始まる。ちなみにその所有者は著名な数学者ということになっている。金持ちの数学者ってどのくらいいるんだろう。

主人公二人はその大邸宅で開催されたパーティに招待されたのであるが、その夜もブロンズ像が消えて、ついでに殺人事件も起きたと。ブロンズ像消失のトリックは想像するのにそれほど困難を覚えるものではないので、さっさとそちらを解決してから殺人事件に行くのかと思いきや、そうでもなかった。

シリーズ物というのは回を重ねるごとに様式美というかお約束というかパターンみたいなものが出てきて、水戸黄門や寅さん的な読み方になってしまうのが良くない。もしかしたら、10冊で大きなストーリーがあるのかもしれないけれど、いまのところそれが塾長には見えてない。

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