紅葉1
アイーナで運転免許の更新をしてきた.五年間バイクに乗っていないので,ゴールド免許になってた.更新時の講習も30分.素晴らしい.それで3000円以上取られるわけで,警察も儲かりますなあ.
昼飯は駅で何か食べる予定だった.お気に入りは「むら八」のトンカツなのであるが,いつも同じというのはよろしくない.ということで,お土産屋が並んでるところにある,洋食屋に入った.牛肉を頼んだら,本日は肉がないということで,倍の値段のもっと良い霜降り肉のステーキを同じ値段でどうかと提案された.20年前なら喜んで霜降りにしたところであるが,残念ながら最近の塾長は霜降りよりも赤身やホルモンが好きなので,メニューを変えてチキンステーキにした.浮いた金でサラダを注文した.チーズがしょっぱかった.金額的にはむら八と同じくらいで,満足度はやっぱむら八かな.塾長の中では,盛岡の食べ物屋さんの中でむら八が最も評価が高いかもしれん.キャベツとご飯おかわり自由だし,キャベツはシャキシャキだし.
その後,せっかく街に出たのだからとジュンク堂丸善と川徳に行って,本や文房具を眺めてきた.ものすごく残念なことに,盛岡には舶来物の万年筆をある程度置いているところがなくなってしまった.丸善もクロスやパーカーの安いラインしか置いてないし,川徳には一本も(少なくとも塾長がわかるところには)万年筆がなかった.買う人がいないんだろうな.実のところ,オンライン通販が普通に使える状況で,わざわざデパートまで行って定価で買う人はおらん.店員が文房具好きで,ペン先の調整や部品交換の必要ない場合の修理ができる,ということなら定価で買う意味はあるけど,万年筆のことなんか何一つ知らんようなアルバイト店員がいるところで万年筆買っても意味がないもんね.10年以上前の川徳は,モンブランもあったしペリカンもあったし,腕時計ももう少し色々なメーカーのものが置いてあって,ギリギリデパートっぽい雰囲気があったけど,今の川徳は値段が高いだけのショッピングモールだな.
その後で平金にも行ってきたが,ここはもともと日本製の万年筆がメインだった.それも,特殊なモデルはなくて,カスタムURUSHIだけが存在感をもってショーケースの中に収まっていた.買おうかと思ったけど,発売当初の二倍の値付けはさすがに厳しい.舶来製品が1.5倍の値段になっていて,国内の製品が2倍とか,もう日本人に売るつもりないよね.これはGrandSeikoも同じ.無意味にデカくて高くなっていて,まともな腕時計愛好家には関係のないおもちゃになってしまった.残念としか言いようがない.



まだ紅葉は完璧とは言い難い.来週か,再来週くらいがフルバージョンになるんだろうか.


