バナナ

石原学舎の教室スペースにはバナナが束で置いてある.昨日きた生徒さんがそのバナナに気づいて,なぜそこにあるかを聞いてきた.ちょっとからかってやろうと「なぜかわかりますか」と逆に質問してやったらさまざまな予想が返ってきた.

大型ホチキスの横に置いてあるので,何か関係があるのかとか(あるはずないです),椅子の上に置いてあるので何か関係があるのかとか(あるはずないです),食用なのかとか(バナナに食用以外の用途があるんですか),まあその,食品を普段扱わないお子さんならそんな認識であろうという感じだ.もちろん,ただ無意味に教室スペースに置いてあるわけではない.

理由を知るためには,バナナの保管条件をある程度知っている必要がある.バナナは冷蔵庫に保存するとすぐに黒くなる.また,塾長自身は気にしたことないのであるが,バナナは放っておくとエチレンガスを放出して他の野菜が痛みやすくなるらしい.逆に25度以上の場所に放置すると,あっという間にぐちゃぐちゃになる.つまり,石原学舎において夏冬を問わず常に20度前後のバナナ保管に適した温度を維持しているのは教室スペースだけなのである.というのが教室スペースにバナナ束が置いてある理由である.あんまりにしょーもなくてすんまそん.

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