能登地震

日本は十数年ごとにこのような大地震が起きる国なのだな.塾長は阪神淡路大震災以降,地震が怖くなった.それまでは,名古屋人ということもあって地震がいつ来てもおかしくないという教育を受けてきたが,日本も先進国なわけで,歴史教科書の写真で見た関東大震災みたいなことになるはずがないとたかを括っていた.阪神淡路大震災は,エセ文明人の塾長の,文明に対する過信を打ち砕く大事件だった.

今回の能登地震の被害状況はほとんど明らかになっていないようだ.人口が少ない地域で,かつ陸上輸送経路が限られているということがあるのだろう.人口密集地帯で地震が起きたら人が多すぎて問題だし,過疎地域で地震が起きたら緊急車両が走れる道の選択肢が少なすぎて問題だし,どっちにしてもどうにもならん.過去の地震の教訓としては,人口が密集しすぎず過疎すぎず,地域社会コミュニティーが成立しているような状況を作っていないと災害対応が難しいということだろうか.結局,災害対策と健全なコミュニティづくりはほぼ同義なのであろう.

金沢在住の学生時代の友人宅は,天井と瓦の一部が落ちたらしい.本人及びご家族が無事だったのは幸いだけど,屋根壊れるのって普通に怖いよ,寒いよ.

去年の正月ごろの写真.電線が邪魔なので,写真編集アプリでいじってみた.スマホで見るくらいならそれほど違和感ないように思う.

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