街へ出る

来月名古屋に帰省するので,駅まで行って新幹線の切符を買ってきた.ネットで買うこともできるけど,時々はバスで外出するようにしないと,引きこもりが超プロ級になってしまう.コロナ前は,街に出る時は自転車かタクシーであった.最近は交通系ICカード(およびそれを読み込んであるスマホ)が便利なので,できるだけバスを使うようにしている.まあそれにしても盛岡はバスの本数が少ない.

帰るついでに,MOSSビルの丸善・ジュンク堂に寄って本を眺めてきた.いつの間にか店内の様子がガラッと変わっていて,同じ本屋とは思えない眺めになっていた.そこらへんのテキトーなフランチャイズ本屋みたいだった.あれならわざわざあそこまで出張らなくてもよい.紙の本が売れないから売り場をしょぼくして,そうするとわざわざ本屋に出向かなくてもAmazonでもいいや,となってさらに紙の本が売れなくなる,と.アナログな商品は,アナログな商品としての特徴と不便さと利点を前面に押し出さないと生きてゆけないんじゃないか.そして,紙の本が学習において明らかに優っていところがあるということを考えると,紙の本がなくなるにつれて,世の中の知的レベルがさらに下がってゆく,という絶望的な未来が見える.

結局本屋で買ったのは,厚紙でできた堅い文庫本カバー.文庫本じゃなくて,文庫本サイズのノートに使う予定.

一応街のど真ん中近く.11時ごろでこの人出の少なさ.こういうところが好き.
いい天気
雲が好きです.

Follow me!