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本日は県知事と県議会議員の選挙.毎回のことであるが,塾長に選択肢は与えられていない.錆びた斧と,破れたパンツとどっちがいいですか,と聞かれたら「どっちもいりません」と答えるしかないだろう.でも,民主主義という怪物は,我々に二者択一or 多者択一を迫ってくる.社会制度の大幅な変更の機会は,戦争や大災害のときくらいしかない.生まれてからずっと同じ制度の中で生きてきた人間にとって,それ以外の社会制度を想定するのは難しいかもしれないが,他の選択肢についての議論をすることはそんなに突飛なことであろうか.いわゆる有識者と呼ばれる人々の中で,民主政治vs独裁政治,資本主義vs社会主義,などの極端な対立以外の選択肢を真面目に議論している人がどれだけいるのか,そしてそのような議論がどのくらい人々に知られているのか.塾長はそもそも民主主義という制度自体を信用していない.したがって,民主主義しかないと思い込んで議論をしている人々を見ていると,頭湧いてるんじゃねえか,と思ってしまう.塾長的には,我々の生活がスムーズに進み,そこそこ豊かで,「統治者」の悪口を言ったり引き摺り下ろしたりしてもお咎めなし,という状況であれば,別に帝政でも構わんし,国名が「米国領日本州」とかでも全然構わん.現在の問題は,無責任な運営担当のせいで我々の生活がスムーズに進まず,豊かでもなく,運営に忖度する下僕や蒙昧な狂信者が跋扈して社会生活が色々と息苦しいことにある.民主主義であるか否か,資本主義であるか否かは大した問題ではないと思うんだが.

それはそうと,地方議会の定員と立候補者数が近いのはどうにかならんのか.県議会議員なんか盛岡だと定数11で立候補者14とかだぞ.倍率低すぎ.大学受験生に謝れ.

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