テキスト製本

高校幾何と総合英語のテキストを印刷,製本した.数学の方は少しだけ問題を差し替えたけど,英語は変更なし.表紙はiPadのお絵描きアプリで新たに描き直した.んが,iPad上だとそこそこいい感じに描けたと思ったのが,実際に印刷してみると汚らしい.高校幾何のテキストの模様は,なんだかインクを落として失敗したみたいになっている.残念.とはいえ,あらたに描き直すだけの情熱はワシにはない.生徒さんも表紙がきれいかどうかなんて気にしてないだろうから,これでいいことにしよう.石原学舎では,市販の問題集は生徒さんにお金を出して書店で購入してもらっているが,うちで作っているテキストのテキスト代はお月謝に含まれていることになっていて,余分にお金をいただくことはない.

自分とこでテキストを自作するメリットは,全内容とその変更の全体像を全部自分でまとめて把握していることと,重点をおくべき分野に偏った内容にすることができること.それによって,同じテキストを使う場合でも,題材の取捨選択が一瞬でできる.予備校で教えていた最初の2年は大手予備校のテキストを与えられて使っていたのであるが,内容が満遍なく全分野に広がり過ぎていて,時間をかけるべき分野の演習が足りないことが多く,さらに年度によって少しずつ課題が異なるので,毎年0から問題を解き直しす必要があるのが面倒でたまらなかった.それで,3年目からは自作のテキストでやらせてもらうようになり,ずいぶんこちらも準備が楽になり,内容バランス的にも良い感じになった.

ちなみに,総合英語αのαは意味深だけど意味はない.これまで,総合英語Level Cというテキストが3つあり,区別がつかなくなっていたので,この際だからとギリシャ文字で区別することにしただけ.難易度的にもα,β,γでこの順番になっているわけでもない.ほんとにただの名前というだけですわ.

左奥は読みかけの本.実は,ハヤカワ文庫サイズのブックカバーにシミを作ってしまったため水洗いをしたら,バリバリに割れてしまった.泣く泣く廃棄処分.四つあるブックカバーの中で一番飴色がきれいにできてたのにすごく残念.いらんことしないことが一番だと痛感した.

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