公会堂で練習

本日は東京から河野氏が盛岡に来てくれて,岩手県公会堂で練習.再来週は同じ場所で演奏会,翌日が公開レッスンという,まさに音楽三昧.

ブラームスのピアノ三重奏曲をメインに,3人がそれぞれソロを弾くという趣向で,ワシはラフマニノフとグリエール,片桐氏がシューベルト,河野氏が芥川也寸志,というてんでバラバラな選曲になってしまった.ラフマニノフとグリエールはウクライナ戦争の当事者同士をぶつけてみた,ということではなく,単なる偶然.ラフマニノフは確か今年が生誕150年とかだから,まあまあタイミングが良い.シューベルトはヴァイオリンがものすごく難しそうでわくわくする.芥川也寸志は曲名通りというか,可愛らしい作品集だ.なんか,練習すればワシでも弾けるような気がしたぜ.

二人が帰った後しばらく残ってバッハを練習したのであるが,残響が恐ろしく長い会場であるため,第4番プレリュードの大きな移弦でも音がちゃんと残っていてめっちゃいい感じだった.アルペジオ向きの会場なんですな.

会議用の机と椅子がない方が雰囲気がいいような気がする.
変なところで芸が細かい.
逆光で暗くなってしまった.このくらいの方がいい感じかも.それにしてもよくピアノが響く会場であった.一番遠いところで聴いても,ピアノがすぐ目の前にあるような聞こえ方だ.

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