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数日前に書いた,シャンプーに使っているスポンジが縮んだという話であるが,生徒さんや保護者の皆様やOBOG関係者の間で全世界的に(全員合わせても20人くらいだけど)バズっているようだ.そして,どうやら皆様が「?」と思っていることが,スポンジの収縮ではなく,塾長がシャンプーに台所用スポンジを使っていることだと知って,若干困惑している.OGのAちゃんなどは「石原先生は阿呆ですか」的なメールを送ってきたくらいだ.確かに塾長はすべての面において賢人というわけではないが,この点に関しては阿呆ではないと自認しており,全世界に向けて弁明を行いたい.

まず前提条件として,石鹸やシャンプーの類は泡が立たないと意味がないことを確認しておきたい.手を洗う時,風呂場で体を洗う時,石鹸の泡が立たなかったらそれは汚れを体に擦り付けているだけであり,汚れを浮かすということにはなっていない.皆様が体を洗う際にはタオルに石鹸を擦り付けたり,あるいは何らかのスポンジに石鹸をつけているはずだ.そのおかげで石鹸は泡立ち,汚れを浮かせて除去できるのである.シャンプーについてはそのようなものが必要ない.なぜなら,普通の人々には毛髪があり,毛髪に擦り付けることでシャンプーに空気が入り,それによって泡が立つからである.そしてその泡によって頭皮の汚れを浮かせて除去することができる.

ではつるっぱげの人々が頭を洗う時はどうなるのか.毛髪があれば入るはずの空気がシャンプーに入らず,泡が立たない.これは頭皮にシャンプーをヌメヌメと塗りつけているだけで,頭皮洗浄効果が全くないということを意味する.塾長はつるっぱげにしてから数日間「これは意味のあることなのだろうか?」と自問し続け,シャワー後にも頭皮が脂っぽいことを確認し,そしてようやくただシャンプーを頭皮に塗るだけでは不十分であると判断したのである.最初のうちは,ボディーソープをそのまま使って頭も同じタオルでゴシゴシやっていた.しかし,なんか違うのだ.やはりシャンプーのほうが頭皮には合っているような気がする.ということで,ある時皿を洗いながら「ああ,スポンジを使えば泡立つやん」と閃いて,その後はずっとスポンジを使っている.ちなみに,半分に縮んだスポンジはお払い箱にして,一昨日からはネットのついていないもう少しがっちりしたスポンジを使い始めた.

そんなわけで,塾長のシャンプースポンジ問題には,生活をより良くしようという塾長自身の不断の努力と試行錯誤があるのだということを皆様に知っていただきたいと,その一念でこの駄文を上梓したのであります.

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それはそうと,先週生協の宅配注文をし忘れたので,今週届くのは毎週自動的に注文することになってる豆腐4丁だけですがに.

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