アルゼンチン優勝
昨夜はW杯の決勝戦だったので,ちゃんと昼寝して午前0時から試合を見始めた.てっきりフランスがガンガン攻めてアルゼンチンは防戦一方という試合になると思っていたのであるが,始まってみるとフランスは全く精彩を欠いていて,展開は予想と正反対になった.フランスチームは全員,生牡蠣にでもあたってたんじゃないのか.アルゼンチンは神様にも審判にも愛されており,後半の途中までですでに2-0だった.もう試合は決まったかと思い,寝る準備を始めたら,エムバペが立て続けに2点を決めて,それに合わせるようにフランスは生牡蠣の呪いから解放されたようによく動き始めた.
試合が面白くなり始めたので,寝るのは後回しにして,結局最後まで見てしまった.今朝は10時過ぎまで寝てた.こういうとき,会社員じゃなくて良かったと心の底から思う.それ以外の時はサラリーマンも良かったんじゃないかと思うこともある.人生において全てを手に入れることはできないものだ.
前回のアルゼンチン優勝はマラドーナの時で,塾長はまだサッカー少年だった.サッカー部の友人たちも「マラドーナ,マラドーナ,マラドーナ」とか言いながらドリブルしてた.今の子供達は「メッシ,メッシ,メッシ」とか言いながらサッカーをやってるんだろうか.仕事や貯金を投げ打ってカタールまで観戦に来ているというアルゼンチンサポーターの話を見てると,他の全てがクソでサッカーしか喜びがない人生がいいのか,選択肢は色々あるけど,どれも情熱を全て傾けるほどのものでないという人生と,どっちがいいのかわからんくなる.
一ヶ月にわたる,若干睡眠リズムの狂った生活は終わりで,これからはもう少しだけ世の中の人々と同期した生活が戻ってくる.