ノート

塾長は学生時代ノートを丁寧にとる習慣がなかったし,科目ごとにノートを分けて整理整頓するという真面目さもなかった.だから,学生時代のノートは分散してしまっていて,今から考えると講義ノートくらいはちゃんと整理しておけばよかったと思わんでもない.

今はタブレットのノートアプリがあるから,もし塾長が学生なら,もう少しちゃんと整理整頓して保管できていただろう.中高生と話していると,タブレットを学校で配布されていたり,家庭で与えられていたりしても,あえて紙のノートをメインに使っている生徒さんも一定数いる.というか,そのような生徒さんの方が多い.理由はよくわからないが,紙に手で書くことに慣れているとか,データが飛ぶのが怖いとか,そういうことなのだろう.塾長はちょっと前から普段の計算用紙も,テキストの解答例作成も,表紙のお絵描きも,テキスト作成も,授業の板書も,すべてタブレットかパソコンでやっている.こんなに便利なのにフル活用しない大人も子供も結構いて,頭の中に大きな"?"が浮かんでいる.

塾長の学生時代は,いろんなことがパソコンやネットで行われるようになり始めた頃だった.研究室内でも「いずれみんな教科書をパソコンで読んだり,プリンタに印刷せずに論文読んだり,校正したりするようになるんだろうね.次の世代からはデジタルネイティヴ世代だわ」みたいな話をしていたのであるが,うちの生徒さんたちを見る限りはまだデジタルネイティヴ世代という感じではない.そして,先生方はもっとアナログだ.

実のところ,石原学舎関係者で一番デジタル化に順応しているのは塾長なのではないかと思っている.まだまだ若いもんには負けんぞ,という気持ちと,スマホもまともに使えずSNSをやっていないような奴がデジタル化に順応しているはずがなかろうと自虐的になってしまうところと,両方だ.

スシロー駐車場から.きれいな夕方の空であった.看板が邪魔ですわ.

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