公開レッスン終了
イムジチの元コンサートマスターであるアゴスティーニ教授による公開レッスンを受講・聴講してきた.大変充実したレクチャーで,見てて大変楽しかった.うちのヴァイオリン弾きが色々とツッコミを受けている姿を見るのは気分の良いもので、ちょっとしたアドバイスで音が変わるのを見るのはマジックを見せられているかのようだった.
トリオのレッスンについては,なぜか昨日の演奏会本番よりもガチガチに緊張して,1回目に通した時は自分が何やってんのか全然わからなかった.手が震えたのは久しぶり.本番は昨日終えているし,教授は別に怖い感じでもないし,ビビるポイントなんかなかったのに,人間の心はわからんものです.しかも,どうやらワシだけでなくて他の二人もかたくなってたみたいで,すごく珍しいものを見た気分.奴らは心臓に毛が生えてて,いつもなら多少の緊張感はむしろプラスに持っていける連中なんだけど.
午前の受講生にめちゃくちゃうまい子(中学生)がいて「すげえ子がいるぞ」て言ったら,うちのヴァイオリン弾きが「あの子が盛岡で一番うまいねん」て教えてくれた.あんだけ弾けりゃそうだろうね.で,その子がワシらがトリオの受講が終了したときに,ワシのチェロを褒めてくれた.レッスンは有益で楽しかったけど,ワシ自身は身体ガチガチで思ったように弾けずに凹んでたので,素直にすごく嬉しかった.明日からも練習頑張るぞ.これって石原学舎でも同じなのだろうか.いい,と思ったらもっと素直に生徒さんを褒めた方が未来に希望を持って取り組んでもらえるようになるのかもしれない.