法事
本日は父方祖父の40回忌。うちは神道なので正確には法事ではなく、40回忌ではなく40年祭という。死んだあとは神様になるというありがたい宗教なのである。じいちゃんが死んで40年経ってからこんなふうにみんなで集まれるというのは幸せなことである。50年祭はさすがにもうないと思われるので、なんだかしみじみとした気分になったのであった。
ちなみに塾長はガチの無神論者であるが、じいちゃんが神様であろうとなかろうと、じいちゃんが生きていた頃にみんなで週末に集まって飯食ったり「暴れん坊将軍」を見た雰囲気は確かに存在していて、それはなんだかとても尊いものであると思うのだ。

十数畳のスペースに18人がぎっちり詰まっているという、大変人口密度の高い空間であった。そういえば、学生時代の東北演奏旅行で仙台で宿泊した旅館では、6畳の部屋に8人詰め込まれるという消防法違反としか思えない仕打ちに腹を立て、広々としたロビーでごろ寝してやったら支配人が怒っていたらしい。起こしても起きない塾長の代わりに、近くにいた後輩が怒られていたと聞いた。世の中は理不尽なことばかりだ。

京都と神戸に帰ってゆく親戚。道中お気をつけて。