石原スマホ教室

名古屋在住の叔母が,(名古屋で)カルチャーセンターのスマホ教室に通い始めた.1回目の授業後の課題はGoogleとLINEのアカウントを自分で作成すること.世の中の高齢者の皆様のITスキルが平均でどのくらいのものなのかよくわからんのだけど, Google アカウントを自力で作成できる人が初心者向けのスマホ教室に通うんだろうか,というのが最大の疑問.だって,Googleアカウントを作成するためにはスマホ認証が必要なんだよ.パスワードの作成だって,安全な(強力な)やつを自力で作れるものなの?

ということで塾長が補習に乗り出したわけである.まず,叔母の持っているスマホとiPadにはZOOMが入っていないので,Apple純正のFaceTime を使って向こうのスマホとiPadの画面を映してもらわなくてはならない.まずここが難関で,FaceTimeの呼び出しをスマホで取ると,カメラはスマホのものしか使えないからiPadの画面しかこちらでは見えない.逆もまたしかり.というか,FaceTime は普段全く使わないアプリなので,塾長自身が操作の仕方を理解していない.ということで,この段階でえらいことになってしまった.

そして,とりあえず叔母のiPadの画面を映してもらってから,Googleのアカウントを作るのに一苦労.パスワードはAppleのパスワードアプリでパワフルなのを作ってもらって,スマホだと顔認証,iPadだと指紋認証で使えるようになんとか頑張った.それからメールアプリとメッセージアプリの設定をして,とりあえず最低限のやり取りがスマホでできるようになった.ここは微妙で,スマホ教室の先生にこのあたりの設定を全部やってもらうのはセキュリティ的にどうなのかという気もするし,だけど自力でこれをやってもらうのはおそらく不可能だし,世の中のみなさんはどうやって解決しているんだろう.

メールとメッセージアプリで最低限のやり取りはできるようになったが,叔母は当然フリック入力などできないし(塾長も練習中だがヘタクソである),このままだとガラケーと比べた時の優位性があんまりないなあと思っていた.で,音声入力なるものはどうかと考えて試してみたのであるが,驚くほど高精度の変換ができてびっくりした.今日初めて試してみた機能であるが,スマホの能力がこれほど進化しているとは予想もしていなかった.これからは塾長もスマホでメッセージとかメールとか書く時は音声入力にしよう.ということで,叔母にも音声入力のやり方を教えたので,これからはガラケーよりも素早く正確にメッセージの送信ができるようになるに違いない.人に教えると,自分も賢くなるというのを実感した週末であった.

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