本屋

久しぶりで駅方面にでかけたので,盛岡駅にある本屋に立ち寄ってきた.リアル本屋に行くのは何ヶ月ぶりだろう.何冊か購入してきたが,分野の偏りを無くそうと頭では考えていても,どうしても偏りが出てしまう.好きな分野( SFとか理数系ノンフィクションとか)に目がゆきがちであり,文学系だと棚が広すぎて探す(といっても,特に目的の本や作家があるわけではない)のが困難であるからであろう.ちなみに,いわゆる自己啓発系とビジネス系の本は読まない・買わない.時間と金の無駄.無駄は大切だが,良い無駄と悪い無駄がある.

それで,どうしたら偏りをなくせるかと考えて,これからリアル書店に行く時は,文芸書の棚から目をつぶって数冊選んで買うことにしようと決めた.こうすれば,今まで読んだことのない・聞いたことのない作家の本を読む機会が作れる.図書館で本を借りるときも,目瞑ってテキトーに何冊か借りるようにした方がいいかもしれん.特に図書館で借りた本なら,全部読まなくても(読めなくても)もったいないとかケチくさいこと考えずに済む.

問題は新書などのノンフィクション系で,昔はもう少し本が少なかったし,もう少しちゃんとした(素性のはっきりした)人々が書いていたような気がするのに,最近は詐欺師か広告代理店のセールスマンかわからんようなのが本書いてたりして,購入リスクが高い.ブルーバックスみたいな比較的硬派なシリーズでも怪しい.なんだかなあ.そして思うのは,デジタル時代なのに,毎年ゴミのようにたくさんの紙の本が出版されている現実は一体なんなんだろうということ.パソコン使うようになって(見た目が)綺麗な書類がたくさん作れるようになったために,オフィスに紙が溢れている,みたいな感じだろうか.

半分がSFだった.しかもいわゆる古典ばかりで,これならリアル店舗に行く意味がなかった.

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