カルテット練習
本日は来月の依頼演奏というか業務命令のための練習.薫弦楽四重奏団としては極めて異例ではあるが,ポップスのみ.何が問題かというと,リーダーがポップスを全く聞かない人間で,かつ全く共感を持っていないため,なんかすごくぎこちないというか,平たく言うとダメな感じやねん.クラシック弾いているときと同じ人間とは思えない.まあ,業務命令は拒否できないという,真っ当な社会人としての宿命ですな.
お客さんは幼稚園児や保育園児とその保護者の方達らしい.昔幼稚園でソロを弾いた時は,クソガキどもの自由な態度に大変驚いたものであるが(トトロを弾くと歌いながら踊り出すし,彼らが知っているのと異なるテンポで弾くと「違う」って声が飛んでくるし,つまらないと思うとみんな後ろみてるし),今回もそんな感じになるのであろう.直接的なレスポンスがあるのは楽しくもあるが恐ろしくもある.弦楽四重奏でポップスを大きなホールでやるのがそもそも間違ってるのよ,ということを理解している人々はいなかったんだろうか.