西洋哲学史 近代から現代へ
熊野純彦「西洋哲学史 近代から現代へ」挫折
定期的に哲学関係の本を読まなくてはならないという強迫観念に囚われて,あまり難しそうでない本に手を出すのであるが,毎回挫折してしまう.この本も1/3くらいのところで諦めた.なんというか,全然頭に入ってこない.説明されているのに用語がわからない.何より,問題意識が全くわからない.
塾長は常日頃,生徒さんたちに「自分の思い込みや好みにはなんの意味もない.オープンな心を持って物事にあたりなされ」と言っているのであるが,哲学の本を読んでいると「それは間違っている」「その問題設定には意味がない」みたいなことが絶えず頭に浮かんでしまって内容が全然頭に入らない.自分の世界観を壊して世の中を見ようとするのは難しい.