後期化学演習

後期化学演習のテキストを印刷製本した.化学の演習用テキストの大幅改訂は十年ぶり.物理の演習用テキストに倣って,入試問題を年度丸ごとセットで扱うという形にした.理科の問題は図が多いため,やたらとページ数が増える.数学のテキストだと,例えば後期の演習用のものであっても40ページ程度なのに,今回のテキストはたった10講分なのに石原学舎最厚の140ページ.大型ホチキスでとじるとはいえ,本当に針が通るのかちょっと心配だった.この様子だと,あと20ページくらいまでならうちのホチキスで大丈夫そうだ.

ちなみに収録大学は,東大・京大・東北大・名古屋大・大阪大で,一番多いのが大阪大で次が京都大.少し前の入試問題を選んでいるので,問題文がそこまで長くなくて比較的扱いやすい.東北大や東大は高校の授業で扱われることが多いようなので,他の科目のテキストにおいてもできるだけ避けるようにしている.京大・大阪大・名古屋大のあたりが教育的かつ結構面白い問題を出しているのはあんまりこちらでは知られてないようだ.

何で今更後期演習なのかというと,今年の受講生が高校二年生だけだったから.前期で終わるはずの基本事項の確認を丁寧にやっていたらこんな時期まで延びてしまった.高校三年生が在籍していたら,今頃はこのテキストのほとんどが終わっていたであろう.というか,もう一冊,もう少し難易度の高いテキストを準備していたことだろう.このテキストの終了予定は4月中旬で,そのあとは数学演習に切り替わる予定.

石原学舎史上最も派手な色の表紙だ.
この分厚さ,わかります?ちなみに,物理のテキストはこれと同じくらいの厚さのものが2冊ある.2冊目の最後まで進んだことはまだない.ちょっと多めに準備しておくのが安心です.

Follow me!