TASCAM DR-44WL

先日ぶっ壊れたことを確認した録音機の代わりに,新しいやつを購入した.そんなに資金が潤沢ではないので,以前持っていたやつの半額くらいのものにした.リニアPCM録音ができる録音機は,15年前だとローランドかソニーかタスカムだった.最近はローランドが撤退したっぽく,代わりにズームが入ってきてる感じ.正直どれでも良いのであったが,ソニーは高すぎて,タスカムかズームかは迷った.結局,以前持っていたのがタスカムであることと,Wi-Fiでスマホ操作ができることからタスカムのDR-44WLにした.

で,早速後悔している.Wi-Fiの接続がすぐに切れちゃうのだ.そして,iPadとiPhoneは少なくとも接続してアプリが認識するところまではゆくのに,パソコンの方はWi-Fi接続まではするのにアプリが認識しない.本体のファームウェアは最新で,スマホとパソコンのアプリは5年前から更新されていない.うーむ.録音機はUSB端子やACアダプタの抜き差しでコネクタがくたばりやすいと塾長は考えている.実際,以前使ってたやつも,ACアダプタは数年前から結構怪しく,電源に繋いでいても通電ランプが点滅してたり(電池とバッテリーも入っているので,突然スイッチが落ちるということはない),なんだかなあという感じだった.それで,機械的な接触を減らそうとWi-Fiが使えるやつにしたらそれがまともにつながらず,結局usbで繋ぐか,SDカードの抜き差しをするか,ということになってしまった.脱力感でいっぱいだぜ.

左が新しいやつ.右が15年前に買ったやつ.作りは前のやつの方がいい.それはそうと,ここ20年くらい中華組立製品が世の中を席巻するようになってから,機械が故障した時に修理するという選択肢がほぼなくなったのを感じる.修理して使うようにできていないのだ.要するに,値段だけは立派で,クオリティが下がっているため,実質的に意味不明な値上げがなされているのと同じなのだ.ほんまにクソな世の中になったものだ.

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