祝シャワー復活

2月中旬から給湯器側の水道管が錆で詰まってしまい，湯が出なかった．三月になって工事屋さんに来てもらって，台所側の湯は出るようになったものの，風呂場側の湯は全然出る雰囲気がなかった．したがって，ここ一ヶ月半ほど塾長はシャワーを浴びず，台所で湯を沸かして（コンロとか電気ポットとか）石鹸で体を洗い，それから頑張って湯を浸したタオルで石鹸を拭き取るという，大変涙ぐましい努力をしていたのである．二月はさすがに寒くて心が折れそうになったが，灯油ヒーターを台所に向けてガンガンに炊けばそんなに寒くないということがわかってからは楽になった．

本日ようやく風呂場側の水道管の工事がなされ，シャワーから湯が出るようになった．大喜びでシャワーを使ったことは言うまでもない．今回のポイントは，配管を家の中に通したことだ．これで寒い日も凍結することはまずないと思われる．なんぼ寒いと言っても，家の中だし．ありがたや．

わかったことが二つ．一つ目．シャワーがなくても，コンロがあれば体は清潔に保てる．湯を沸かせ．そして石鹸で体を拭け．二つ目．矛盾するようだが，このような文明の恩恵も，ちょっとしたことで失われる．ウクライナを見れば明らかだし，アフリカなんて大部分の人々がまともな文明の恩恵を受けていない．もっと人類とその文明を大事にしよう．人類が種として継続できなければ，そこまでに築き上げてきたものは消えてしまう．宇宙の謎を解明するのが我々の使命なのであるから，それに関係ない些事で文明社会をひっくり返すような蛮行は控えるが良い．

なんかすごい．あとは台所側の水道管にも断熱材を巻けば終了ということで，明日中に全て終わるとのことであった．よかったよかった．