マリオス
友人のお子さんがピアノのコンクールに出るというので,めっちゃ久しぶりにマリオスまでチャリで行ってきた.実は,最初はタクシーで行くつもりだったんだが,タクシー乗り場にタクシーがいなくて,電話したら15分待ちとか言われたので,そんならチャリで行ってもいいか,と路線変更したわけ.天気も良かったし,最初からチャリで行くことにすればいいのに,すっかり堕落した塾長である.
会場にはちょっと早く着いて,受付の人に「まだです」と追い返されたので,待っている間にpovo でちゃんとテザリングができるか確認しようと,持ってきたスマホにギガをトッピングしたら,iPadがネットにちゃんと繋がった.念のためにStrad 誌の最新号を購入したら,これも成功した.うむ,余は満足ぢゃ.
コンクールの会場はどうやら家族以外入場不可であったようだが,たまたま受付にいた彼らに声をかけて,なぜか指導者という肩書きで会場に入ることができた.ワシが彼にピアノを教えたことは一度もないし,これからもないことは間違いない.というか,見物人の人数を制限するなんてことをするとは知らなかった.世の中のコンクールってそういうもんなんだ.いや,よくよく考えてみたら,人のコンクールを会場で聴いたのは初めてかもしれん.
プログラムを眺めてみると,出場者は全員で300人を超えており,エントリー料を計算すると結構な額になるのがわかった.なんか,上手にやればビジネスになるんじゃね?と友人に話したら「お前はアホか」という顔をされた.
観客席にはグループごとに出入りすることになっていて,グループごとに課題曲があるようだった.全然知らずに聴き始めたら,同じ曲ばかり流れてきて途中で寝てしまった.後で「最近ラヴェルとか流行ってるの?」と聞いたら,課題曲であると教えられた.確かに,なんでもいいですよ,となったらみんな好き勝手にいろんな曲を弾き始めて,審査が大変ですわな.