本日の石原学舎　2022年4月7日（木）

物理演習は，先週に引き続いて束縛条件の練習．実のところ，力学の問題のこのような扱い方が，高校での試験とかに直接的に役立つわけではないのであるが，大学入試や大学入学後においてある程度複雑な問題を考えるときに必須の知識だったりするので，ここで若干しつこめに取り扱ってみた．

未知数の多い連立方程式で，係数も文字だったりするため，分数式の計算がすらすらできないと結構大変だ．うちの生徒さんたちも塾長の予想以上に苦労していた．これくらいの計算が普通にこなせることが大事ですわ．あんまり，計算力の重要性を強調したくないんだけど，最低限のことはできるようにならんとあかんのよね．個人的には高校の数学の授業が，生徒たちを甘やかしすぎていると思っている．

来週は運動量と力積について．今週末に動画を作るので，それを生徒さんたちには見ておいてもらおう．講義ノートは既に渡してあるが，読むだけでわかるかどうかちょっと不安なのだ．なんでこのようにするかというと，基本事項を丁寧に喋っていると，演習時間が十分に確保できないから．講義ノートと動画で予習してもらって，授業ではわからないところについてさらっと解説してから演習，という予定．そんな都合よくいくかどうかは知らん．