壁再生
先週始まった壁破壊の工事であるが,先週末の時点でほぼ破壊し尽くされ,あとは粉砕されたブロックの破片を庭から運び出すだけであろうと塾長は考えていた.
しかし,本日小雨の中,コンクリートを流し込むための木枠が設置されるに至り,どうやら大家さんは壁をある程度(どのくらいの高さのものにするつもりなのかはわからぬ)再生してくれるつもりだとわかった.だらしない店子なのに,毎回親切にしてくれる大家さんに感謝.
そして,庭で仕事をしているおっちゃん二人を横目に,暖かい部屋の中で本を読み,計算をし,YouTubeを視聴し,チェロを弾き,昼寝をして堕落のかぎりを尽くしているうちにちょっと罪悪感が湧いてきた.いや,ワシには夜の仕事があるから,昼間のんびり好きなことしてるのは全然問題ないのよ.こういうのが子供の頃から社会的に植え付けられてきた社会的規範というやつなのかもしれない.あまりそういうものに頓着しないですむ人生を送ってきたけど,三つ子の魂百までというのはある程度真理をついているのだな.